ほのぼのレイク
ほのぼのレイクとは現在ではGEコンシューマー・ファイナンス株式会社が運営する消費者金融ブランドです。
最近では消費者金融も有名タレントを起用してガンガン、テレビCMを流していますが、そうしたブームが到来するかなり以前から原始人一家のアニメーションを使ったテレビCMでイメージ戦略を展開していました。
武富士などの強面のサラ金イメージと一線を画したソフトイメージを確立したいという思いが「ほのぼのレイク」のコピーには託されているわけですが、実際にレイクがほのぼのしていたわけではなくて、借り手も貸し手も命がけのサラ金稼業であることには、全然かわりがありません。
とはいえ、2006年に業務停止処分を受けたアイフルなどに比べると取立は以前からずっとソフトだったいわれています。
現在はアイフルの処分以来、各社とも違法な取立はしづらくなっているわけですが、そうした事件の前から請求書も消費者金融のそれとわからないように送付したり、返済の遅れている顧客に対しては元本返済を猶予して不良債権化を防いだりと、公序良俗に気を配った経営を行ってきた実績はあります。
グレーゾーン金利禁止の動きが加速するなか金融各社も対応に追われていますが、レイクでも店舗を減らし規模縮小、希望退職の募集、訪問回収を原則廃止して電話請求業務に整理する。
というように対策も、かなりソフト路線です。