キャッシングと担保について
キャッシングと担保についてキャッシングサービスは普通は即日無担保融資なのですが、金額が大きいとき、信用度が低い人がどうしてもキャッシングを受けたいときには担保を提供するということがあります。
担保提供といえば所有する土地か建物に抵当権を設定するのが一番です。
不動産の所有権以外にも、地上権、永小作権、採石権、登記した立木、登録した自動車や建設機械にも抵当権の設定が可能ですが、不動産の所有権以外に抵当権が設定されることは、ほとんどありません。
ある程度の大きさの船舶や航空機は建造費や購入費の融資を受けるにあたり抵当権が設定されるということは、ありえます。
抵当権は今挙げた物以外には設定できませんが、質権なら引渡が可能な物か譲渡可能な債権なら何でもOKなので、たとえば一文無しだし、収入もないという人でも時価1000万円のローレックスを持っているなら、質権を設定し引渡した上で200万から300万円くらいのキャッシングは受けられるのではないでしょうか。
抵当権や質権を設定することを物的担保提供といいます。
キャッシングサービスの場合、担保提供というと人的担保提供、つまり保証人を付けるというのが、より一般的です。
今日、日本において、借金の保証人といえば100%連帯保証人です。
連帯保証人になったら大変だということくらいは、誰でも知っているとは思いますが、どのくらい大変だと思いますか?実は、連帯保証人になるくらいなら自分で大金を借りた方がずっとましです、連帯保証人とは借りたお金を受け取ることのない債務者なのです。
実際にお金を借りる人、主債務者はキャッシングしてお金を受け取ります、受け取ったお金を自分で使うことができます、一方連帯保証人はお金を受け取ることはありません。
しかし、債権者つまりお金を貸した人は主債務者に「金返せ」ということも連帯保証人に「金返せ」ということも、どっちもできます、どちらに先にいうかも債権者の勝手です。
連帯保証人になるように頼まれたら、どうしたらよいでしょう?もちろん断るべきですが、断ることができないとしたら、どうすればよいでしょう。
とっておきの裏技を教えましょう。
「OK、そのかわり、あなたも私の連帯保証人になって下さい。
」といってみます、普通はこれで帰ってくれると思うのですが、もしも、ダメだったら「保証料30万キャッシュで下さい」といってみましょう。
それでも帰ってくれなかったら、あなたがすぐに出せる範囲の現金を「返さなくて良いからね」と渡して帰ってもらうしかないですね。